仕事や学校、バイト・・・
日常生活を送っていると様々な場面で多くの人と出会います。
こんな時すぐに仲良くなれると楽しいですよね?
面白い話の一つや二つして笑わせるというのができれば簡単ですが、なんだかんだそう上手くはいきません。
そこで今回は面白い話の方法というようり、単に初対面の人と仲良くなるための会話の方法を紹介します!
会話を回す時のポイント
初対面の人と話す時、あなたは緊張しますか?
あなたが緊張していると同様、相手も初対面のため多少なりとも緊張します。
会話の主導権を握って上手く会話を回すことができれば、早く仲良くなれますし好感度も上がります。
今日はそんな初対面と会話する時のポイントについて紹介します。
質問の粒度をあげる
初対面の人と話す時、お互いのことはまだ何も知りません。
そうなると当然まずは質問をすることになるでしょう。
この時、
「名前は?」「出身は?」「年齢は?」
と質問攻めになってしまっていませんか?
相手に取って質問を連発されることは圧迫感となり、ストレスを感じてしまいます。
また、
「なんで今の仕事してるの?」
といきなり深掘りしてしまうような質問も、どこまで答えたらいいかわからず相手が困惑してしまいます。
自然に質問をしながら会話を膨らましていくには、
自分からだけではなく相手から質問してもらったり、
単なるQ&A形式にならないようなエピソードや語りが適度入るべきです。
そこで重要になるのは、
徐々にクローズドクエスチョンからオープンクエスチョンへシフトする
ということです。
クローズドクエスチョン
YesまたはNoで答えられる質問をいいます。
「今社会人ですか?」「お酒好きですか?」という質問がこれに該当します。
また「出身どこ?」「いまどのへん住んでるの?」という答えが必ず決まっている質問も、
ある種クローズドクエスチョンです。
まずは答えがシンプルな質問で相手がテンポよく答えられることを聞いていきましょう。
オープンクエスチョン
オープンクエスチョンはクローズドクエスチョンとは異なり、答えが決まっていない考えさせるような質問です。
「なんで〇〇なの?」といった理由を問う質問は多くの場合こちらに該当します。
これは質問した後かならず相手がある程度考えますし、回答も大抵長くなります。
間が取れるので質問攻めになっているように思わせないためには有効な方法ですが、いきなり考えさせる質問をするのは相手も回答に困りますし、オープンクエスチョンを連発するのも相手が面接のような気分になるのでよくありません。
適度に混ぜて質問にバリエーションを持たせること、そして相手の回答に対して自分も何かしらエピソードを話すなど工夫が必要です。
知っていることを改めて質問するべきか?
友人の紹介で出会ったとき(例えば異性を紹介してもらったとき)、出会う前に相手の情報が知らされている場合があります。
その時すでに知っていることを改て聞くべきなのでしょうか?
趣味はなに?とか共通の知人との関係性は?などですが、多くの場合これらは会話の糸口になりやすいです。
相手がすでに知っていることに気づいていると、白々しく質問したことでちょっとへんな空気になります。
一方、質問しないでいきなり「最近サッカー観戦いってます?」と聞くのもへんです。
そこで最もおすすめな方法は、
始まってすぐに「自分のことなんて聞きました?」
とまず知っていることをオープンにさせてしまう方法です。
この質問は限りなくオープンに近いクローズな質問のため回答しやすく間ももちやすいです。
その後自分が聞いた内容を話すとお互いの情報量が一気に増えるのでその後の話題に困らなくなります。
自己開示をする
基本的な質問の仕方がわかったら、次に重要なのは「自己開示」をするということです。
自己開示とは
自己開示とは自分の内面にある感情や気持ち、あまり人にオープンにしない経験を伝えるということです。
「オープンにしないことを伝えてくれた」という感情を相手が抱くと、心の距離は自然と近くなります。
自己開示のポイントは「理由」・「恥」・「幼い頃の体験」です。
例えば趣味の話であっても、「なぜそれが好きなのか?」「昔こんな恥ずかしいエピソードがあった」は自己開示です。
これらはいきなり相手に求めるのはナンセンスで、自分から話しておくとベター、相手が「なんで好きなんですか?」と話をフってくれたらベストです。
最後には相手の自己開示を
自分が自己開示をしてきたら、最後は相手に自己開示をさせることが重要です。
お互いに腹の底を見せ合えるようになれば、それは仲良くなったと同義です。
自分が「なぜ」に答えたら、相手にも問いかけてみましょう。
地域・食・人について話せ!
初対面の人のプロフィースがわかってもこれと言って面白い話題が見つからない。
そんなこともしばしばあります。
そんな時活用できるのは、
- 地域
- 食
- 人
の話題です。
これらはどんな人を相手にしても無条件で盛り上がれます。
「地域」のはなし
地域の話題で一番シンプルなのは、
「地元どこ?」
という質問です。
地方から上京してたりすると、地元の話というのは普段しませんが本当は色々と話せるネタを持っているのです。
場所を聞いたら、
「自分も行ったことあるけど、あそこって・・・」「名産なんだっけ?あれおいしいよね!」
など地域に絡めた話の膨らませ方をしていくと、相手が勢い良く語ってくれるでしょう。
特に地元の話は相手の幼少期と関連が深いため、自然と自己開示に近くなります。
「食」のはなし
「好きな食べ物何?」「最近いったこの店が美味しかった!」「普段料理するの?」
は特に女性と話す時盛り上がります。
食単体の話だけではなく地域を絡めて話し、
「最近どこか旅行行った?」からの「あそこのパスタおいしいよね?」
と話していくと100%盛り上がります。
ただ前提としてある程度食に関する知識があることが重要なので、
普段から食に関する情報を覚えておくという努力は必要になります。
「人」のはなし
前述の知人からの紹介のところで説明した通り、
共通の知人
というのは最も盛り上がれるポイントです。
もともと共通の知人がいる場合はもちろん、
そうでなくても年代が近い相手の場合は中高時代や職場・バイト先なので共通の知り合いと出会っている可能性はかなり高いです。
共通の知人を掘り当てられれば簡単に話題は膨らみます。
ただこれは1対1で話すときに使いやすいテクニックですが、
合コンなどのように多対多で話す時は周りが確実に置いてけぼりを食らってしまうので後でこっそり当人達だけで話すようにするのがベターです。
まとめ
今回は面白い話ではなく単なる会話術について取り上げました。