面白い話を作るネタがない。
そんなお悩みをお持ちの方は多いかと思います。
面白い話に苦手意識がある方に限って、
「自分は面白い出来事に巡り合って居ない。話せるネタがない。」
と思いの方が多いようです。
実はその考え方は間違っています。
正しくは、
誰も面白い出来事には(ほとんど)巡り合って居ません。
では面白い話をする人としない人の差はなんでしょうか。
一つは「話し方が上手い」ということ。
そしてもう一つは「話を盛れている」ということです。
今回はこの話の盛り方について考えて行きたいと思います。
話を盛るとは
今回のトップ画には高校生男女の写真を使っています。
写真加工アプリのSNOWを使ってとって居る写真ですが、これ何が面白くてみんな使ってるんですかね。
写真ってそもそも自分や周辺環境の「今」を残すためなのに、あからさまに加工して何がいいんですか?
こんな加工済みの写真をインスタにあげて見せ合って、「かわい〜」とか言い合って。
自分じゃないものを自分として主張して、それで承認欲求を満たしている。
ほんとバカなんじゃないかって思います。
と可愛く加工された(盛った)写真についてのかなりの悪態をつきましたが、この感情は実は対して強く思っていません。
感情を10倍100倍に掛け算して表現して書いて居ます。
これが「盛る」ということです。
起こった出来事や日常生活で感じた感情を何倍にも膨らませて説明することが、面白い話を生み出す一番の方法です。
盛り方のポイントとは!?
盛って話すことが面白い話のためには重要だと説明しましたが、
次はどのように盛っていくかの方法論について考えたいと思います。
1を10にする
「盛る」という行為は基本的には掛け算です。
ですので、1ある感情や実際に起きた出来事を強調して説明することはできますが、全く思ってもいないことを強調して説明することはできません。
まずは自分の中に起きたちょっとした感情や体験したことを1つ1つちゃんと拾っていくことから始めましょう。
自分ではない人格で捉える
1ある自分の感情を見つけたら、次はその感情を強調します。
強調するために最も簡単な手段は、その感情や体験を俯瞰で捉えることです。
自分の感情やその時の環境にしか視野が行かないとありきたりな物に収まってしまいますが、自分ではない人間の視点で状況を冷静に観察すると、いかにおかしなことが起きているかが見えてきます。
「電車で急に女子高生が大量に乗ってきて電車の奥に押し込められた」という出来事があったとしたら、
「カバンでぎゅうぎゅうにされた。(ちょっと嫌だとは思うけど、こういうのってもうちょっと上の世代のおじさんとかやたらと怒る人いるよね。)ほんとマナーがなってねぇな!」という怒りや、
「ぎゅうぎゅうにされたけど、(痴漢とかで捕まる人いるけど、こんなぎゅうぎゅうでも触りたいとか思ったりするもんなのかな・・・)悪い気はしなかったよね。」など、
実際は1の感情を10や100に持ってくることができます。
まとめ
今回は「盛る方法」についてまとめてみました。
自分の感情を盛る癖がつくと、守らなくてもいろんな感情が湧くようになるため、どんどん面白い体験が生まれてきます。
ぜひ盛ってみてください。