現代の冷笑主義と笑いの関係性とは

昨今、
「SNSに自撮り写真を何枚もあげている」
「スタバでMacを開いてドヤ顏している」
などといったことを言い、彼らのことを意識高い系を称して、バカして笑っている層がすごい勢いで増えています。

このような考え方を冷笑主義と称し、笑いという観点で何が面白いのかを分析してみたいと思います。

冷笑主義とは

今回題材としている冷笑主義とは、もう少し噛み砕いて説明すると、
人が楽しんでいることや努力していることに対して、一歩引いた目線から「おれはそんなことをしない」「無駄だしダサい」とバカにし、あざ笑うような姿勢
のことを称します。

これはおそらく2010年代前半のSNSブームから急速に普及した価値観で、一般人が容易に情報を発信できるようになった反動で、情報を発信しない層がその発信を「意識高い系」や「自意識過剰」だとして批判する風潮と相まって広まったと考えられます。

冷笑の対象となる事例

冷笑主義を「人の行動をあざ笑う姿勢」としましたが、彼らは他人の全ての行動を笑っている訳ではありません。

冷笑の対象となる行動には以下のようなものが存在します。

  • 一般人がSNSに自撮りやおしゃれな風景などの写真を多くあげている
  • 自己啓発本を読んでいる
  • 努力をむやみにアピールしている
  • 目標が高い

一方で以下のような行為に関しては笑いの対象にならないことが多いです。

  • 美人やイケメンの芸能人が自撮りの写真をSNSに投稿している
  • 自己啓発本を書いている
  • 結果をだした人間がドキュメンタリー番組で努力している部分が放送される
  • 目標が高いがアピールはしない

このように冷笑の対象となるかならないかの境目は非常に微妙なラインだということがわかります。

誰しも当然冷笑されたくはないと思うので、この境目がどこにあるのかを分析していきたいと思います。

冷笑主義は何に笑っているのか?

冷笑主義がどういうものか・何が笑われるのかの事例を紹介しましたが、「冷笑」だと言っても「笑い」のうちの1つですので、冷笑主義が何に笑っているのかという構造を分析してみたいと思います。

笑いの原理

まずは笑いの原理について一旦おさらいしてみましょう。

面白い話から一発ギャグ、天然ボケなど笑いには様々な種類が存在しますが、どのような種類の笑いにも共通点が存在します。

それは、
受け手側が急激に違和感や納得感を感じるとき笑ってしまう
ということです。

みなさんも今まで笑った内容を思い出すと、そこには「え!なんでだよ!!」という違和感や「おお!なるほど!!」という納得感が存在していたはずです。

このような違和感や納得感をじわじわとではなく、一気に感じると脳に電流が走りついつい笑ってしまうのです。

何に笑っているのか?

笑いの原理として「急激な違和感と納得感」というものを紹介しましたが、この笑いの原理は冷笑主義のようなある種下品な笑いにも当てはまります。

冷笑主義とはズバリ、
隠そうとしてしてる他人の内心というものを認識した瞬間の納得感
に対して笑っているのです。

例えば「SNSに自撮りの写真をアップする」という行為は、行為者が「”かわいいね”とコメントされたり”いいね”をたくさんもらうことで自己顕示欲を満たしたい」という内心を持っており、これが写真の雰囲気やコメントによってこぼれ出ているため、
一歩引いてそれを見た瞬間「うわ、この人は自己顕示欲を満たしたいんだ・・・」という納得感が得られてしまうので笑いになるのです。

このように冷笑主義は「隠している内心を見破った瞬間に湧き上がる急激な納得感」に笑うため、逆にいうと「本心を隠していない」ときや「本心がわからない・隠しきれている」場合には冷笑の対象にならないのです。

だからこそ、努力を積み重ねてちゃんと結果を出している人間や、意識は高いが意識の高さをアピールしないような人は冷笑されないのです。

冷笑主義は問題なのか?

冷笑主義とは、
隠そうとして隠しきれていない内心を見破った時の納得感に笑う、
という価値観であると書きましたが、この価値観自体には問題はあるのでしょうか?

自分の結論としては、
行き過ぎた場合問題がある
だと考えています。

現代のインターネット社会における価値とは、情報の発信にあります。
いい情報を持っている・適切なタイミングに適切な人に伝達したとき、それがお金に変わっているのです。

冷笑主義がいき過ぎた場合、多くの人が”情報を発信することそのものに嫌悪感”を抱く可能性があります。
最終的に情報発信がストップすると社会全体の均衡が取れなくなってしまい、インターネットが普及する前の村社会的な環境に近づいてしまう可能性があります。

冷笑主義という価値観は日本特有のものなのかは調査不足ですが、村社会に戻っていくことは人間の自由が奪われていくことなので、日本全体としても人類全体でみても「退化」に近い行為だと思います。

冷笑することを全てひっくるめて悪いとは言えませんが、人が情報を発信するというのを抑制してしまうということを理解した上でスタンスをとった方がいいのでは?と考えます。

まとめ

今回は冷笑主義という価値観を笑いの観点で考え直してみました。

溢れ出した内心に気づくことは笑いの原理に則っているため確かに笑ってしまうことですが、行き過ぎるのは絶対に良くないことだと思っています。

今後この風潮は変わっていくのか?

これからの日本の変化を見続けていきたいと思います。

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