学生時代の部活動のように圧がかかる空間では、いざその圧から抜けてみると
「なんでわざわざそんなことやっていたんだろう?」
「あの文化変だったなぁ」
と思ってついつい笑ってしまうことがあると思います。
今回は中学時代の部活動に関するネタを書いてみたいと思います。
サッカー部の顧問
中学時代に自分はサッカー部に所属して居ました。
そのサッカー部の顧問のI先生が非常に理不尽なおっさんでした。
そもそも入部する前から色々と不穏な噂がありました。
「(しようがなく)オウンゴールしてしまった生徒にブチ切れて、喧嘩になった」
「サッカーの上手い下手がなぜか授業の成績にも反映される」
そんな噂とサッカーのやりたさと比較して、結局自分は入部したのですがやはり色々と理不尽(というかもはや変)なことを言ってくるんです。
デブすぎるため練習中は終始Myパイプ椅子に座り、練習中に急に「10、9、」とカウントダウンを始め、10秒以内にボールを全部集めて集合しないと罰ランさせられたり、
隣の中学校へ試合に行くのに無理やり生徒全員を車にのせ、結果15人以上をハイエースに乗せたり、
(道交法違反なので先生としては懲戒免職もの)
いろんなことがあって部員のフラストレーションは溜まるのですが、部長のK君がなんとかなだめてくれて、ぎりぎり存続して居たのでした。
K君は非常に大人な子で、理不尽にちゃんと耐えてました。
I先生が練習中にぶちぎれて「お前もう帰れ!」といって本当に生徒が帰ったとき、なぜかK君が「お前なんで引き止めないんだよ!」とキレられてたり、
寒いなかI先生が永遠と話しているときに「お前!鼻をすする音がうるさい!」とキレられたり、
と大変でしたが、部長としてちゃんと顧問のI先生に従っていました。
そんなK君ですが、最後の最後、卒業式の日にI先生が
「お前らがビックになってテレビとかにでたら、恩師として俺を紹介しろよ」
とったのにはさすがにブチ切れて、I先生をぶん殴ってました。
その数年後、風の噂で、
I先生が転勤になり、K君はいい会社に就職したということを聞きました。