画面をずっとみていると目が疲れて痛くなってしまうので、最近は意図的にPCやスマホをみない時間を作っています。
そうすると自然といろんなことを考えてしまうものでネタも色々と浮かんできます。
今回は松屋で牛丼を食べている最中に思い出した昔の思い出について書いてみたいと思います。
パクられた自転車
小学1年生のころ、自分の誕生日に親に自転車を買ってもらいました。
かっちょいい黄色と青のマウンテンバイクです。
色も乗り心地もお気に入りでしたが、
一番好きだった部分は、
ギアが左に3段階、右に7段階の計21段階でいじれる
ところでした。
子供のころから謎でしたが、
ギアってあんなに段階あって使いこなせるんですかね…
マウンテンバイクに乗って徒歩10分くらいのとこにあるサミットに月50円のお小遣いを持ってうまい棒を買いに行きました。
自転車をサミット近くに止めて、うまい棒を買い自転車に戻ると、
自転車がない!!!
んです。
数分だからと言って鍵をかけずに買いに行ってしまったので、自転車をパクられたのです。
買ってもらった当日にです。
大泣きしながら、歩いて10分、家に帰りました。
悲しすぎてせっかく買ったうまい棒も川に捨てました。
大泣きしたまま家まで戻ってくると、
マンションの自転車置き場に、
黄色と青のマウンテンバイクにのった20代くらいの男がやってきました。
黄色と青のマウンテンバイクにのった180cmくらいのドレッドヘアーの男がやってきました。
僕のマウンテンバイクにのった客観的にめちゃくちゃ怖い男がやってきました。
明らかに見た目怖いのに、あまりにもマウンテンバイクを取られた悲しさが上回り、
「それ・・・僕のです・・・・」
と言ってました。大泣きしながら。
怖いという感情すらも沸き起こっていません。
すると180cmの20代ドレッド男は、
6歳ながら自分の勢いにやられたのか、
「ご、ごめんなさい」
と非常に丁寧に謝られました。
人生で最も格上に立ち向かった瞬間でした。